
年末年始の旅初日
時刻は午後15時。夜間運転も含めると初日+αなのだが。広島を早朝に出発してから約9時間。途中兵庫の三木SA、三重の鈴鹿SAを経由し伊勢湾岸道路の名物橋、名港トリトンを渡りさらに1時間くらい、愛知は岡崎市までやってきた。
高速道路上のエピソードは特になく、強いて言えば道が開けて視界良好、澄んだ空にまばらな車、映りゆく景色を無心で走り通す。
数km走るごとに目に入るインターチェンジやパーキングエリアを無心でガンガン通り越してゆく。
群青ぬこそろそろ降りるか?時間にも余裕ができたてきたし、退屈だ



そうだね。浜名湖まであとどれくらいかなぁ?



距離にして約50km。下道なら2時間かからず着いちゃうね
道のり全てを高速道路につぎ込んでも時間は省略できても旅の醍醐味を味わえないし面白みがない。ここから浜松まではもう少しの距離走ることになる。



ただ目的地に行くだけじゃつまらないなぁ



じゃあこれやる?


ダッシュボードを開けゴソゴソしながら取り出したのは道の駅スタンプラリー中部編だ。
以前関東へ旅をした際に購入しておいた暇つぶしアイテムだ。静岡と長野くらいしか巡ってないもんでたくさんある頁にスタンプが押されているのはまだ数個しかない。
年に数回すら出番がやってくることがない、買った当初はこれが埋まりきることがあるのか考えながらレジへ持ってったやつだ。
年がら年中ダッシュボードのクリアファイルやCDケース、小物類のガラクタから引っ張り出された小冊子はいまだにツルピカだ。



これはいつか関東旅の帰りにちょこっとスタンプ埋めをやろうと思いつきで買ったやつ



ご当地グルメを見つけるにはこれがいちばん簡単だよね



何がしたいか分からない時は確かに便利だ
岡崎インターから降りてしばらく、国道沿いに道の駅藤川という線路のそばにある道の駅を見つけた。スタンプ帳は未踏だ。







藤川と富士川同じ読み方だけど
こっちは愛知だから藤川


道の駅藤川宿は東海道五十三次の品川から37番目の宿。徳川家康ゆかりの地としても有名で道の駅の近くには家康の銅像が立っているらしい。



現地の写真なし。。情報見過ごしてた
知る人は知っているYouTuber東海オンエアの聖地としても名を馳せており、マンホール巡りをすることができるんだ。



ちなみに藤川宿はとしみつマンホールが設置されているよ
ここではスタンプを押して、ついでにカーラスティックをおやつ(2回目)に購入!
岡崎カレーパンとして名を馳せているようだ。







甘い記事に八丁味噌の塩っぽさとカレーがいい感じにマッチングしてておいしい〜



おやつと言わず軽食としてお酒とともにいいな〜
ーーーーー
藤川宿を出るとだんだんと空がオレンジ色に染まり始めた。そろそろ日が暮れる。東へ行くほど夜は早い。
まだ温泉も入っていないし、先を急ごう
とりあえず浜松に入る前に浜名湖温泉は押さえておきたい。いきたい場所はとりあえず決めたので温泉は直行だ。バイパスが伸びているので信号にはあまり引っかかることもなくスムーズに走れた。


静岡に突入!
道を折れ視界に広い海みたいな景色が見えて来た。浜名湖だ。残念ながらこの時間になると空は藍色を濃くして、手持ちのスマホカメラではまともな写真が撮れそうになかったのでスルーさせてもらう。一眼レフ買えと自分に毎度言い聞かせてるのに。。


小島のような埋立地のような道を進むと目的の温泉に到着だ。浜名湖温泉華咲の湯である。
ここらでは少し大きめのスパ施設だ。
情緒あふれる老舗旅館ではなく、若い人たちや家族連れが好むレストラン付きのお風呂。
約1,000キロの長旅初日のフィニッシュまであと10キロ、ここらで少し羽を休めよう。浜松のチェックインまではもう少し時間がある。
広い脱衣スペース。受付でもらったロッカーのキーを使い衣服を放り込む。
大浴場と露天風呂、サウナがある。海に近いかややしょっぱい、寒い冬には保温効果のある塩化物泉だ。
温泉がいちばん賑わう暮れ六つ。家族連れが多くややごった返していたが、空きのスペースを見つけてちゃぽんと屈む。お湯はちょっと熱いが冬だからちょうどいい。さすがに同じ姿勢で何時間と走り続けたのでお尻が固まってしまった。マッサージしてもらいたい。
内湯に10分。露天風呂は20分疲れた身体に熱いお湯は少々体力を奪われる。逆上せないように短めに入った。





んぁぁぁ生き返った〜



広くて心地よかったねぇ
ここで晩ごはんを食べようかとも考えたけど、今日のお宿は浜松。餃子にうなぎが待っている。ここで腹を満たすわけにはいかない。温泉情報は記事下と温泉一覧に載せておくので気になる方はチェックしてみるといい。
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浜名湖温泉を出ると目指すのは今日のゴールのスーパーホテル浜松だ。
車で10分、あっという間に着いた。




本日の目的地についたわけだが、早くもあすかはおねんねモードに入ろうとしている。長距離旅で疲れもそこそこに溜まっているので仕方ない



ごはん行くぞー



ぬーん
さて、お宿に着いたのはいいが、この付近にごはんにありつける場所はあるだろうか。
温泉付きということでスーパーホテルを選んだが、駅からは少し離れて繁華街に行くには徒歩では厳しい。交通手段は自家用車はあるが、以前ここで餃子を食べに行った時に駐車場探しに難儀した覚えがある。
見知らぬ土地で、そして夜でノープランだ。
近場で歩けるところにしよう。これ以上遠くへ歩きたくはない。



浜松といえば餃子だよね



ぼくはうなぎが食べたいです
スマホで見ると目の前に餃子屋さんがある。
少し歩くけど評判のいいうなぎやさんもある。



ぬこちゃんお魚好きだよね、うなぎは高いよ?
餃子に比べるとうなぎは3倍以上の値段はするだろう。
簡単には手を出せない高級食材だ



お金で買える経験なら買ったほうがいい!
ぼくはうなぎが食べたいです



店まで2キロくらいあるね。途中で倒れない?
お腹が空きすぎて背中とそろそろくっついてもおかしくはない。
なるべくなら歩いて5分以内で待たずに入れるお店に行きたい。



それくらいなら歩けるぞ!うなぎ食べたら体力回復してさらに走れるようになるぞ。
僕はうなぎが食べたいです!!



圧がすごい。。。
浜松餃子は数年前に一度食べに行ったことがあるということでうなぎ屋さんの夢が叶った。ゴネ得だ
ホテルから2キロくらい北に今の時間も開いてる。閉店時間までまだ1時間以上ある。
車で行けば3分くらいで着く距離だけど、駐車場の事情が分からないし、歩いたほうがさらにお腹も空くだろうという理由で30分かけて歩くこととなった。日頃の運動不足も解消したいし、知らない土地を歩くのは地場を知る経験となり旅経験の血となり肉となる。
体力消耗はしかたないが途中でなにかあればいい土産話にもなる。損して得取れ、多分言葉の使い方間違ってる
空は完全に暗くなり道ゆく車も全て前照灯を点けている。大通りに面したホテル周辺は車通りが多く信号を伝わないと簡単に渡れそうにない。うなぎのお店までは歩いて20〜30分のウォーキング。
ラストオーダーまでの時間はもう少しあるが、時間には余裕を持って出かけたい。1日と深夜の過酷労働。途中温泉休憩は挟めど、ヒットポイントは赤メータースレスレ、少し残した忍耐力で最後のひと歩き。辿り着くその先に待っているホカホカのご馳走。
うなぎの妄想だけでごはん1杯いける。
歩くことと20分、厳密には途中小走りも入れて15分。ようやくうなぎ屋さんに辿り着いた。上がった息を整える。あすかは200m後ろをひぃふぅ言いながら追ってきている。
入口には誰もいなかったけど順番待ちのリストには3組ほど待ちの状態だった。
途中で帰ってしまったことを期待したが、店に入ったら店員さんに名前を書いて外で待つように指示された。
ちょっと離れた場所に駐車場があって、そこに3台ほど停まっている。車で行けばよかったかな。いや、歩いたことに対するご褒美と思えばより美味しさに箔がつくだろう。
外でのんびりと順番を待っているとあすかが死にそうな顔をしながら辿り着いた。



ひ〜〜〜ふぅ〜〜もうだめ



おつかれさま、名前書いといたから呼ばれたら入れるよ
ホテルから30分歩いてみれば(通常)なかなかの距離で、歩きなれてる人にとってはなんてことないけど、運動不足には大変だ。
お店の中からは賑わってる声が聞こえてそれなりに広いらしい。60席分はあるとのこと。途中何組か大勢の人たちが出てきた刻々と近づくラストオーダーの時間。調理時間が長いからか回転率は遅め。
旅仲間の今日の動きをTwitterで確認しながら待ってるといよいよ閉店時間を超えて店員さんが表の営業中の看板をひっくり返しにきた。
もしかしてアウトか?とおもって確認したら書いてる人まではOKとのこと。
ここまできてお目当てにありつけなかったら肩を落としてホテルに帰して咽び泣くことであろう。そしてうなぎパイか餃子を食べて元気回復するであろう。
それから程なくしてお店に入れた。入口には見えてなかったけど左に短い階段がありさらに奥にすすめるスペースがある。
窓に向かって腰掛けるカウンタースペースに案内された。
時間はオーバーしているけど店内はまだ賑わっている。注文メニューを渡される。うな重、うな丼、蒲焼き、白焼き色々と選べるようだ。
ここに来たからにはもちろんうな重を選択した。値段は3250円。以前食べた大洗のあんこう鍋に匹敵する高級食だ。もちろんこれを安いと思う認識はないが、ソーシャルゲームで3000円ガチャに溶かすよりも確実に味となり知識と経験として永遠に記憶として残せるだろう。
選択を迫られるならぼくは迷わずうなぎを選んでいる。





んんまぁぁぁぁい♪



外カリ中ふわ〜
浜名湖や三河の国産うなぎを使用した、製法は関西風の腹開き。
蒸しをせず炭火でじっくりと焼き上げた逸品。炭の香りが濃く外側カリッと、熱くフワッとした身が特徴。
あきたこまちのお米を地元の醤油屋さんの甘辛のタレを絡ませた店長さんの自慢だそう(公式)
今日のメインと言ってもいいかもしれない。お金を惜しみなく注ぎ込んでよかった。
時間をかけてのんびりいただきました。


かんたろうさまHPはこちら
アクセスはこちら↓
ルンルン気分でホテルの帰りの足取りは軽く、同じ時間をかけて帰ったはずだけど、体感時間は半分くらいで辿り着いた。お腹いっぱい夢いっぱい。その行程により、餃子を食べることはまた次回となった。


ホテルの1階に大浴場。さすがに女湯の写真を撮る度胸はないので許してね。
スーパーホテルのお風呂。愛知からの運び湯なので静岡の温泉というわけではないけど、名目上温泉だし、初日の旅の最後にもう一度ゆったりと大浴場のお湯に浸かれるのは幸福だ。まだまだ初日だし明日に向けて体力を温存しなくてはいけない。



寝る前の温泉♪



出世したいなぁ
これにて初日の移動はおしまい。
明日は静岡市方面を抜けて伊豆半島へ向かうよ!














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